宅録を続けると、もっとイイ音にしたい・もっと良く録りたいという欲求が湧いてきます。それまで、マイクなんてどうでも良かったのですが、とりあえずダイナミックマイクの王道SHURE/シュアのSM57を買い使ってみると「マイクだけでこんなに音が変わるのか!」と実感しました。
それならコンデンサーマイクだともっと音が良くなるのではと思い、RODE/ロードのNT2を買って使ってみると、さらに広がりのあるイイ音で録れることが分かりました。
でもここで問題が。ダイナミックマイクのSHURE/シュアSM57の時には気付かなかったけど、RODE/ロードのNT2は安いとは言えさすがコンデンサーマイク、周りの雑音をかなり拾っているのにびっくりしました。ダイナミックとコンデンサーの違いがここまで出てくるとは思っていなかったので、どうしようかとかなり考えました。
VS-1680(Roland)に入っているコンプもとても使いやすく気に入っています。かかり具合もいいし、 わかりやすさと便利さ(画面で見える)はVSならではだと思う。 ノイズリダクション、コンプ、エンハンサー、EQがセットになっているVS内蔵エフェクトのVo compやBass compはボーカル録りに使っています。少しハイを足そうかとか、 ウィスパーボイスだからエンハンサーかけようとか・・・いろいろな調節が出来るので、 録る段階でエフェクトかけるのに抵抗がない人はいいかも。僕は気に入ればなんでもありなので、 曲によって使い分けています。
VS-1680はボーカル専用のプリアンプ&コンプとして使っていて、コンプのセッティングはスレッショルド-10dB、 レシオ2:1、アタック10、リリース20、レベル4dB。Logicに取りこんでからも、ボーカルにはコンプをかけるので、 録る段階ではレシオは2:1と大きめにし、アタックは少し足すかんじ、リリースは短めスレッショルドは-10dB~-16dBくらいです。 声量によっては、スレッショルドとレベルは変えますが、僕はコンプがかかっているなとわかるくらいが好きなので、 スレッショルドはだいたい-10dBあたりにしています。
このセッティングは、当初ボーカルもアコギも、全部「SHUREのダイナミックマイクSM57」1本で録っていたときのものです。 なのでコンデンサーマイクだと変わってくるだろうし、マイクの種類・距離・ケーブル(バランスかアンバランス)接続の流れ (マイクプリを使う)など環境がいろいろとあると思います。
関連ページ
- SHURE/シュアSM57
ダイナミックマイクの定番! - RODE
( ロード ) /NT2A
【2005年MIPA受賞!】
(Musik Messe International Press Award) 世界中で大ヒットしたNT2の後継。王道を継承するNT2Aは指向性、PAD、ローカットを3段階で切り替え可能。ダイヤフラムはRODEの傑作HF1。使いやすさと音質を追求した傑作です。
オーストラリアから生まれたコンデンサーマイクを一筋に手がけているマイクロフォンメーカーの世界的トップブランド。ベストセラーモデルであるNT1は世界No.1の販売実績を持ち、レコーディングやライブでそのクオリティの高さは既に実証済みです。デザインと使い勝手に優れたRODE社のマイクは、コンデンサーマイクの定番メーカーとしてプロミュージシャンの録音に多用され、クオリティの高さは実証済み。ボーカル用、楽器用、ステレオマイク、ステレオペアマイク、真空管マイク、放送用マイク等、ラインナップも充実。
「 RODE NT2」
世界的ベストセラー。RODE社が生んだ大ヒット作で、大口径ダイヤフラム仕様のマイクとして最高のコストパフォーマンスを誇ります。音のクリアー感、オープン感は実に素晴らしく、「これだ」という音を録ることができるマイクです。特にボーカルとアコースティック録りにおいては右に出るマイクがないといっても過言ではありません(サウンドハウス) - ローランド:
http://www.roland.co.jp/top.html - 教えて楽器・機材のこと
コンデンサーマイク「RODE NT2」