久しぶりにソロ作品をリリースしようと思い、いつもの自宅レコーディング中なんですが第一弾がやっと完成し2019年5月22日リリースになります。
そして2020年まで奇数月連続リリースをするので怒濤のリリース・レコーディング中です!
このレコーディング、ミックス、マスタリング作業で気づいた事を今回は書きたいと思います。
音にビビりが出たり割れている場合の解決法は引き算
最近のドラム音源やベース音源、アンプシュミレーターやエフェクター、様々なループ集など機材の進化にともない音が良くなりパンチがあるのでそのままの状態で使いがちなんですが、2MIXを作る時に全体のピークは点いてないのにビビりが出たりマスタリング時に割れている場合が結構あります。
特にバスドラムとベースの帯域がぶつかってしまい音量バランスやEQ処理してもマスタリングの段階で少しビリつく感じがあって、何回もミックスに戻ってやり直してみてもやはり少しビリつく・・・。
モニターと自分の距離をいつもの2倍くらいに離れて聞いてみるとやっぱりバスドラムの低域がかなり出ていて、あまり音量を出せない自宅でのニアフィールドモニターって結構飽和状態なんだなと実感しました。
そしてもうひとつはアンプシュミレーターの帯域。
モニタースピーカーから聞こえるサウンドは弾いていて気持ち良いサウンドなんですが、これもかなり低域が出ていて全体の音をマスキングしてしまうので知らないうちにビビりの原因になっていました。
100ワットのヘッドと12インチスピーカー4発のギターアンプのようなサウンドを小さなモニタースピーカーで迫力あるサウンドを出すにはいろいろテコ入れしないとやはり難しい。
エアー感を出したい場合はギターアンプを小さな音量で鳴らしてマイクで録って違う帯域を出すのにはシュミレーターを使うとかがベストかもしれない。録音の段階からミックス、マスタリングも基本的には引き算する考えなんだなと思いました。
まとめ
改めて音楽って奥が深いなと思ったのと制作するのはとても楽しいですね。
思ったことを作り、思ったことを録って、思ったことを整えていき、悩み考えながら前に進む。
近道は無くこれの繰り返しなんだなとつくづく思います。
SYNERGY AMPS SYN1 Single-module Tube Preamp チューブプリアンプ
<商品紹介―Amazonより抜粋>
“SYN1″はSYNERGY製モジュールを1基収める事の出来るデスクトップスタイルのチューブプリアンプです。
魅力に富んだラインアップのSYNERGYモジュールを使い、単独でプリアンプと使用したり、既にあるお手持ちのアンプにシームレスにモジュールサウンドを追加したりする事が可能となっています。
ご注意下さい!:本製品を現在所有しているアンプに組み込んで使用する場合、アンプに100%シリアル接続となっているエフェクト・ループが搭載されている必要があります。
詳しくはお手持ちのアンプの仕様をご確認下さい。
・SYN1プリアンプを単独使用する場合、SYN1に装備された優れたスピーカーシミュレート出力を使ってチューブならではのダイナミクスに富んだサウンドをダイレクトにミキサーやレコーダーへ出力する事も可能ですし、既存のパワーアンプ&キャビネットへ接続する事で一般的なギターアンプ的な使い方をする事も可能になっています。
・今持っているアンプに組み込んで使用する場合、既にあるアンプのサウンドはそのままに、SYNERGYAMPのモジュールのサウンドを元々使っているアンプ内でチャンネル切り替えをするかの様に自然に切り替えてお使い頂けます。