トミーエマニュエルの愛弟子オーストラリア人の凄腕ギタリスト
ジョーロビンソンは若いオーストラリア人のミュージシャンなのですが、凄腕ギターリストでエレキ、アコースティックギターの両方をメロディアスにテクニカルに操るのにポップで甘い歌ものもあるというジョンメイヤーのようなタイプのギターリストです。
トミーエマニュエルの愛弟子という事もあってアコースティックギターの超絶テクニックは凄いとしか言い様がないですが、ギターの良さを歌物のバッキングで披露しているのは技術とセンスのブレンドが良い人なんだなと思いました。
アルバムでの楽曲に対するギターアプローチは普通に聞こえるけど実際に弾いてみるとかなり難しくて、そして歌も歌ってるという演奏力や楽曲力は本当にびっくりです。
自分もギターボーカルの曲作りの難しさは痛感していて、バランスが崩れるとすんなり聞く事が出来ない曲になってしまうので この人はそこも理解してるのかなと感じます。
タイプは違いますがジミヘンやプリンスを聞くたびに、なんでこんな凄い曲を作れて歌とギターが一体になっているのかを不思議に思うのですが、やはり根底にはブルースがあってその上にその人の好みが乗っかってその人の楽曲になっていくのかなと思います。
彼の場合はチェットアトキンスやトミーエマニュエルのようなメロディーとコードアプローチのテクニックやフュージョンのフレーズがあり、そして甘い歌声を乗せる事で自分の楽曲に仕上げていくという事なんでしょう。
またひとつ良い指針になるアルバムに出会いました。
<Amazon内容紹介より>
ポスト・ジョン・メイヤー最右翼?!
これぞ全世代向けポップ&フュージョン・サウンド。超絶ギターテクニックと、ポップネスなボーカルは21歳にして、もはや円熟の域。驚異の新人ジョー・ロビンソン、衝撃のデヴュー!!!
世界中のギター雑誌を始め、数多くのファンを獲得し続けているエレキもアコギも悠々と弾きこなす、真のギター・ヒーロー登場!!トミー・エマニュエルの愛弟子であり、世界中のギター・プロが太鼓判を押す、若手で一番注目すべきギタリスト、ジョー・ロビンソン!!
多彩な技だけでなく、歌心満載のメロディー感覚が最強!いきなり超絶技連発の極上フュージョンで始まったかと思えば、アコギのタッピングを駆使した爽やかな楽曲へと展開。フル・バンドで骨太な演奏もあれば、繊細な一面もしっかりと見せる驚異の幅広さ!!多くのギター・ファンだけでなく、ジャズやロック・ファンも虜になること間違いなし!