自分がよくやるギタープレイにはジェフ・ベック的アプローチがかなり多い。
右手親指の弦をタッチする力加減で繊細なサウンドから粘りのあるリードサウンドまで表現したりギターの域を超えたアーミング、ギター側のボリューム操作でクリーンからリードまでの音色を操るなど普通じゃ有り得ないがジェフ・ベックはやってのける。
ジェフ・ベックの神業は真似たから出来る訳じゃないが、その域に近づきたいし自分ではジェフ・ベックっぽいと思って弾いている。
他にもジョー・サトリアーニやスティーブ・ヴァイ、エリック・ジョンソンなど年齢を重ねても現役だし常に進化している凄いギターリストたちがいるがその上を行っていたのがジェフ・ベック。
自分も50歳になろうとしているがジェフ・ベックを観て歳を重ねても現役で進化出来るから恐れる事はないという指針になっていた。
年齢を重ねるにつれてサウンドがアグレッシブになっていくのもカッコいい。
2022年にはジョニー・デップとカバーが中心のアルバム『18』をリリースしてライブもやって精力的な活動していたのにこの訃報は信じられない。
昔は車イジるかギター弾くかだったが最近はギター弾くか自慢の畑で野菜作るかの生活だったみたいで現役でいる為の身体作りにも気を使っていたみたいだから尚更信じられない。
また一人偉大なギターリストが旅立ったが人種の域を超えて承継していくことが自分達の大事な使命だと思う。
ジェフ・ベックよ永遠に。
<Amazon内容紹介より>
奇跡の共演! ジェフ・ベックとジョニー・デップによるアルバム完成!
全世界が認める伝説のギタリスト、ジェフ・ベックと、ハリウッド・ヴァンパイアーズのジョニー・デップがタッグを組んだ驚愕のプロジェクト、ジェフ・ベック・アンド・ジョニー・デップによるスタジオ・アルバム『18』。ジョン・レノンの「孤独」を始め、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのクラシック「毛皮のヴィーナス」や、ジョニー・デップの感情豊かな歌声が聴けるエヴァリー・ブラザーズのバラード曲「レット・イット・ビー・ミー」やマーヴィン・ゲイのソウル・クラシック「ホワッツ・ゴーイン・オン」、そしてジェフ・ベックがギターの神と称されるその所以をたっぷりと堪能できるデイヴィ・スピラーンの「ミッドナイト・ウォーカー」や、ビーチ・ボーイズのマスターピース『ペット・サウンズ』から「キャロライン・ノー」と「ドント・トーク」といった楽曲、そしてジョニー・デップのオリジナル曲2曲を含む全13曲を収録。
01. Midnight Walker / ミッドナイト・ウォーカー (デイヴィ・スピラーン・カヴァー)
02. Death And Resurrection Show / ザ・デス&リザレクション・ショウ (キリング・ジョーク・カヴァー)
03. Time / 安らぎの時 (デニス・ウィルソン・カヴァー)
04. Sad Motherfuckin’ Parade / サッド・マザーファッキン・パレード (ジョニー・デップ・オリジナル)
05. Don’t Talk (Put Your Head On My Shoulder) / ドント・トーク (ビーチ・ボーイズ・カヴァー)
06. This Is A Song For Miss Heady Lamarr / ミス・ヘディ・ラマーに捧げる歌 (ジョニー・デップ・オリジナル)
07. Caroline, No / キャロライン・ノー (ビーチ・ボーイズ・カヴァー)
08. Ooo Baby Baby / ウー・ベイビー・ベイビー (ザ・ミラクルズ・カヴァー)
09. What’s Going On / ホワッツ・ゴーイン・オン (マーヴィン・ゲイ・カヴァー)
10. Venus In Furs / 毛皮のヴィーナス (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・カヴァー)
11. Let It Be Me / レット・イット・ビー・ミー (エヴァリー・ブラザーズ・カヴァー)
12. Stars / スターズ (ジャニス・イアン・カヴァー)
13. Isolation / 孤独 (ジョン・レノン・カヴァー)