全編指弾きで挑戦した『やさしい場所』のサウンドイメージはホローボディー特有の温かいギターのサウンドを生かした初の試みになってます。
極力音数を減らしたアレンジでギターの膨よかな響きと歌で成立させたかったので今回は1970年代のジャパンビンテージ YAMAHA SA-60をメインで使いました。
多分1974年制だと思うのでほぼ同い年のギター。
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セッティングはギターからオーディオインターフェースに入力するだけのシンプルな流れでNATIVE INSTRUMENTS Guitar Rig 5で鳴らしてます。
セミアコとGuitar Rigの相性も良く太く温かい素直なギターの音色がすぐに出せたのでLogic上でプラグインのEQやコンプなどを使う必要もありませんでした。
セミアコならではの柔らかく温かいサウンドが出せたのはYAMAHA SA-60がかなり優秀な証拠ですね。
弦はダダリオ 012~052 JAZZ LIGHT GAUGEでちょっと太めの弦なんですがネックシェイプが細いので弾きやすさは一番良いかも。
ネオソウル的なフレーズからコードアプローチまで柔らかさ、透明感、太さなどとてもバランス良く鳴ってくれます。
ギター本体のボリュームのカーブも優秀で音が少し固いなと思ってボリュームノブを感覚的に1mmくらい絞っただけで甘いトーンにドンピシャで決まるので煩わしさは一切無し。
ボリュームノブの調整だけでトーンコントロールも兼ねてくれるのでとても良いです。
他のギターでは出ない存在感があるのでこれ一本で成立するし、このギターがなかったら『やさしい場所』はかなり難航したかもしれない。
曲調によってギターの響きがどれだけ重要なのか理解出来た気がします。
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