OZAがDTMで使用しているモニタースピーカのニアフィールドモニター パワードスピーカー ADAM(アダム) A5について音の鳴りなど詳しく説明します。
パワードスピーカーを探し始めたきっかけは、音のことを考えると、インターフェイスからスピーカーの間にケーブル、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーケーブルなどいろいろ入らない方がいいなと思ったからです。
そこでいろんなメーカーを聞き比べていたのですが、その時に感じたのは、リスニングとしては気持ちよく聞けるけど、モニターとして音のジャッジがしずらいのが多かったこと。
その中で唯一、作られた低域もなくパワード臭さも少なく、固めのしっかりした音だったのがADAM A5でした。
ただ高域が強いのでハイハットなどの音色が強く出る場合もありますが、リバーブ感が見えやすく、透明感もあり、全体的にEQ処理で見せようとしなくなったので、MIXが自然な音になり、作業もやりやすくなりました。
低域を考えるとHIPHOPやダンス系には向いてないかもしれませんが、ADAM自体にツイーターレベルのツマミと、ハイとロー2種類のルームEQが付いてるのでエージングを待たなくても、自分の好きな音にすぐ出来るのもポイントの1つ。
置き方としてディスプレイの横にいると小型とはいえ意外に大きく感じるので、スピーカースタンドに置いて自分と正三角形な位置でモニターしています。この距離感にしたら結構低域が出ていることが分かったので、ツマミ類はフラットに戻しました。
トータルで考えても使いやすく、音もスッキリでパワーもあるベストなパワードスピーカーだと思います。
ADAM スピーカー
<ADAM A7X【モニタースピーカー】商品紹介―Amazonより>
多くの賞とユーザーからの賛辞を集め、瞬く間に世界で最も有名なモニタースピーカーの一角を担う事となった先代A7。そして、新世代スモールモニターA7Xの登場。今、伝説が更新されます。
ADAMの世界的評価を決定付たART(Accelerating Ribbon Technology)ツィーターより更に“eXtend”された周波数特性を持つ、新世代リボン・ツィーター『X-ART』ツィーター。
革新されたその再生周波数は50kHzにまで及びます。
そして高い剛性と超軽量化を実現した新たなデザインの7”midウーファーと、先代の2倍のパワーでドライブされる1.5”のボイスコイルのコンビネーションが産む、歪無きアメイジング・サウンド。
全てが新たなレベルで完成された新基準モニタースピーカー。
ADAM A7X。
・X-ARTツィーター用に50W A/Bアンプ、Midウーファー用に100W PWMアンプを搭載。
・42Hzにまで及ぶ低域特性を実現する2基のフロント・バスレフポート。
・XLR,RCA入力端子を装備。
・高域用コントロール(+-4db)、2種のカーブを持つフィルター・コントロールを搭載。