ヘッドフォンのワザ 以外に重要なのがヘッドフォン。レコーディングの現場で使用されているヘッドフォンを紹介

僕は、ヘッドフォンを使う状況になったら、まず2Mixだけにします。 (2Mixとは、大体バランスをとってあるステレオ状態のこと)音量は小さめにして耳が痛くならないようにします。 ソロでかえってくる音は必要かどうか考えて、いらないと思ったら2Mixだけでモニターします。次に僕は、自分の音 (僕の場合はギター)をまん中にせず左寄りに振ってもらい、できるだけ自分の音を下げ、他の音が良く聞こえるようにして、 軽くギターをあててみます。

以上が僕のヘッドフォンの使い方ですが、その中で「自分の音(僕の場合はギター)をまん中にせず左寄りに振る」というのは、 あくまで僕のやり方なんです。自分自身も良くわからないのですが、僕は左耳で聞くクセがあるみたいなんです。 ちゃんと音を聞く時や、音作りの時など絶対左耳で聞いています。 なので、ヘッドフォンでモニターする場合も自分の音を左寄りにするのです。ということで、これに関して言えることとは 「自分の聞きやすい定位を探す」ことです。僕はどうやって気付いたかというと、音を聞くときに左耳を少し前に出して 聴いている事に気づき何でだろう?と考えていくうちに、左耳の方が聞きやすいと言うことがわかってきました。

話はそれますが、最近困ったことに、左耳が詰まったようになることが多いんです。エレベーターでなるアノ気持ち悪い感じです。 気づいたら治っている時もあるし1日中詰まってることもあるし・・・。以前1度病院で検査してもらったんですが、 そのときは異常なしでした。どなたか、いい対処の仕方をしっていたら教えて下さい。

っで話は戻りますが、左に振ってモニターする場合、ダブルのフレーズ(同じ事を2回弾いてL・Rで振ったりする)を録る場合、 まず1回目はもちろん左寄りにして録り、2回目は1度目のテイクを右側に振ってもらい、新しく録る方を左側に振ります。 そうすると、いい感じのダブル感がでてくるので、僕はこの方法で全部録ってきました。ダブルじゃなくて、別のトラック、 別のフレーズでも新しく録る方を左側に振る事が多いです。とはいえ、スピーカーでモニターしながら録るのが好きですけどね。

さて、ヘッドフォン自体のことについてですが、僕が使っているのはSONYのMDR-CD900 STという型です。 なぜこれを使っているかというと、ほとんどのスタジオで使われているヘッドフォンだからです。 いつも家で使っているヘッドフォンとスタジオで使われているものが一緒というのは、とても安心しますよ。 違うヘッドフォンだと、いつもと音が変わるのでバランスがとりづらくなったり、 気持ちが乗らなかったりと多少影響が出てくると思うので、「絶対コレじゃないとイヤだ!」というのでなければ、 MDR-CD900 STをお薦めします。そうでなければ、気に入っているヘッドフォンをスタジオに持っていくのもいいでしょう。 ヘッドフォンもいろいろあって、クローズ、ハーフオープン、オープンとタイプ別になっているし、メーカーも沢山あります。 自分に合ったものを探してみるのも楽しいのではないでしょうか。僕もよく聞き比べをしています。 いずれ、仕事用とプライベート用に分けるつもりです。

  • SONY ( ソニー ) /MDR-CD900ST
    レコーディングスタジオにある定番のヘッドフォン。民生用のMDR-CD900やZ900とは仕様が異なります。
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