320design(サンニーマルデザイン) Brown feather(ブラウンフェザーディストーション)|ギタリストが使っている機材の解説 ― Made in Japanの楽器・機材シリーズ

ブラウンサウンドという初期のエディーヴァンへイレンのサウンドで改造マーシャルで歪んでるけど透明感のあるドライブ感を目指したディストーションぺダル。

エレキギターにとって歪みはとても重要なもので自分の納得のいく歪みに出会うのはかなり難しい。
自分の場合は足下のペダルで歪みを完結したいと思っていて、その中でもブラウンサウンドは自分にとって必要なひとつだったので結構な期間探してました。

ブラウンサウンドのペダルは色々なメーカーから出ていて楽器屋さんでも何個も試奏させてもらって一番音も使い勝手も良かったのがこの320design Brown feather、そしてこれも日本製。
試奏したアンプはフェンダーのツインリバーブにストラトのコンビだったのですが音が出た瞬間、太くてきめ細かい歪みが鳴ったので、お!これは良い!と凄く印象的でした。
ほとんどのペダルは鳴った瞬間に痛いサウンドしか出てこなくて確かにそれもブラウンサウンドの一部分だけどそれ以外の音が作れないという感じでピンとくるポイントがないまま毎回終わってたのです。

ブラウンフェザー/Brown featherの特徴としてEQとはまた違うwideとnarrowというトーンコントロールが使いやすくてnarrowは高音のコントロール、wideはかなりお気に入りで凄く音を立体的にしてくれるし見えやすくしてくれるから今までに無い歪みの透明感が出てきます。
もちろんエディーのようにギター側のボリューム操作でクリーンやクランチな感じまで歪みを下げても音抜けも良いし右手のニュアンスもしっかり対応してくれるのでまったく問題ないです。
もちろんガッツリ歪んでくれるので物足りなさも無くどっしりした安定感のある歪みはデフォルトで、バンドのなかでもちゃんと主張もして馴染んでくれるからとても使いやすいです。

アンプはクリーンなセッティングでJCでもフェンダーでも分厚い歪みを出してくれるのでかなり便利だし、マーシャルはもちろん合うけどもしかしたらコンボタイプのアンプの方が相性良いかもしれないくらいです。
アンプを選ばない歪みの選択肢のひとつとして安心して使える良いペダルだと思います。

<商品紹介―Amazonより>
単体でも充分歪み、チューブアンプとの組み合わせでもその威力を発揮するディストーション『Brown Feather』です。 バイクのエンジン音のようなロックサウンドや、ザクザク刻むメタルサウンドまで、歪みの幅は広く、NarrowとWideという2つのトーンノブによって、様々な音作りが可能です。
この2つのトーンは、その名の通り、Narrow(狭角)とWide(広角)という範囲のトーン調整をするノブで、どちらも調整できる帯域が少し違うので、例えば、Narrowを全開にしてWideをちょっと絞るというような調整も出来ますし、その逆だとまた全く違う音になります。
オペアンプにはOPA2134を使用し、中音域にも張りと艶を持たせました。
厳選したパーツを使用し、抵抗器はREY オーディオ用金属皮膜抵抗器、配線材はBeldenやWestern Electric、Furukawa Electric、ハンダはKesterやFelder、WBTやalmitの物を適所と思われる箇所に使用しております。

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